流産はいつどうして起こる?

流産とは、妊娠初期から22週未満までに妊娠が継続できなくなることを言いますが、実際には、胎盤が形作られる過程の12週までに起こる場合がほとんどです。
流産の原因と気をつけたいこと
- 流産の原因の多くは、赤ちゃんに染色体異常や先天性異常がある場合の自然淘汰といわれています。
- 3回以上流産を繰り返す場合には習慣流産の疑いがありますので、検査を受けましょう。
- 最近は稽留流産が増えていることから、母体の側に胎児を育てる準備が整っていないということを指摘する医師もおります。
いずれにしても、生活習慣や食習慣などで流産の確率を減らせないものか・・・。
当サイトでも、女性本来の妊娠・出産する力を引き出すための情報を提供させていただいております。
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流産はなぜ起こる?流産の体質的な原因について
流産の体質的な原因としては次のようなことが考えられます。
黄体機能不全
排卵後、卵巣から分泌される黄体ホルモンが十分に分泌されない場合、胎盤の形成が不全になり、胎児が育たないということになります。
その結果流産してしまうわけです。
黄体機能不全は、脳下垂体から分泌される黄体化ホルモンが減少するために起こる場合もありますが、多くの場合は、卵巣の代謝が悪いために起こります。
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子宮内膜機能不全
妊娠中の胎盤は子宮内膜が作りますが、黄体ホルモンが分泌されても子宮内膜がそのホルモンに反応できないと胎盤の成長が悪くなります。
そのため、胎児が育たず流産になってしまいます。
近頃増えている稽留流産は、この子宮内膜の不全によって起こる可能性が高く、妊娠前、妊娠後の健康管理を行い、子宮の血行をよくすることが大切と考えられます。
高プロラクチン血症
プロラクチンとは授乳を司るホルモンで、授乳中の母体に負担がかからないよう妊娠を抑制する働きがあります。
授乳中でないにもかかわらずこのホルモンの値が高い場合は流産を繰り返すこともあります。
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子宮の異常
以下のように、子宮に何らかの問題がある場合、流産しやすくなることがあります。
子宮の形の異常
弓状子宮、双角子宮、重複子宮などの子宮の奇形があると流産しやすいといわれており、手術で改善できます。
しかし、一概に形のせいとばかりもいえないこともあり、むしろ、子宮内膜機能の不全が考えられますので、そちらの改善が必要です。
子宮筋腫
子宮筋腫はその位置や大きさによって流産しやすくなる場合があります。
しかし、この場合も子宮内膜機能不全がある場合が多く、妊娠前から改善することで流産を防ぐことが出来ます。
子宮内膜症
子宮内膜症があると流産の確率が通常の2倍になるといわれています。
しかし、この場合も子宮内膜機能不全がある場合が多いと考えられます。
子宮内膜症といってもやはり異常のある場所によって流産の確率は異なり、子宮壁の中に内膜症がある場合は、流産の確立が高くなります。
子宮内腔癒着症
これは中絶手術などが原因で癒着を起こしたものです。
癒着が大きい場合は胎盤の形成を妨げ、流産しやすくなります。
子宮頸管無力症
子宮体部と頸部との境目は狭くなっています。
この部分を囲む筋肉に力がないと胎児や胎盤を支えきれず流産してしまう場合があります。
この場合、妊娠5ヵ月以降に流産することが多く、原因は子宮発育不全や人工中絶の影響によるものが考えられます。
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流産にはどんな種類があるの?
流産には次のような種類があります。
稽留流産(繋留流産)
胎児が子宮の中で死んでしまっている状態をさします。
症状
ほとんどありません。
治療
子宮内の赤ちゃんや組織を取り除く手術(子宮内容除去術)が必要になります。
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化学流産
化学流産とは、受精はしたものの着床できなかった状態で、妊娠検査薬で陽性反応が出たにもかかわらず生理がきてしまう場合をいいます。
症状
ほとんどありません。
治療
通常治療も特に行われません。
切迫流産
妊娠22週未満で出血や痛みの症状を伴い流産になりかかっている危険な状態をいいます。
症状
出血や下腹部痛、お腹の張りなど流産の兆しを感じさせる症状が出ます。
治療
一番の治療法は安静にしていることですが、医師の指導を受けましょう。
進行流産
流産が生じ進行している状態。
下腹部痛や出血が強く、頸管は開大しており保存的な治療は不可能なものをいいます。
症状
下腹部の痛み、性器出血、子宮頚部の開大
治療
完全流産か不全流産かで異なります。
完全流産
流産が生じ、子宮内の胎児や胎盤がが完全に娩出された状態をいいます。
症状
下腹部痛と出血がとまる。
治療
経過観察のみで済む場合が多いようです。
不全流産
流産が生じたが、子宮内に残存物が残っている状態をいいます。
症状
下腹部の痛み、出血が続く。
治療
子宮内容除去術、残存物が少ない場合は子宮収縮剤および、抗生物質を投与します。
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