切迫流産とは?
切迫流産は「流産」とはいっても流産する事を指すのではありません。
切迫流産とは、妊娠22週未満で出血や痛みの症状を伴い流産しかかっている危険な状態をいいます。
ちなみに、妊娠22~37週未満で同じ症状が見られる場合、「切迫早産」と呼ばれ、名前の通り早産しかかっている状態です。

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⇒続きはこちら切迫流産の原因
切迫流産の原因については
胎児に異常がある場合の自然淘汰のほか、
- 受精時の異常
- 多胎妊娠
- 血液や免疫の異常
- 子宮の異常や病気
など、さまざまな原因が挙げられますが、原因不明なことがほとんどといわれています。
しかし、東洋医学的には流産の原因として『身体の冷え』が挙げられていますし、古代のギリシャでは冷たい水を浴びることで堕胎を促したと伝えられています。
ですから、『冷え』も流産のひとつの要因と考えられます。
切迫流産の症状と対処
切迫流産の症状は出血やお腹の張り、下腹部痛などがあり、下腹部痛の強さは人それぞれで、感じない人もいれば激痛を伴う人もいます。
以下の様な症状があったり少しでも異常を感じたら、すぐに診察を受けましょう。
腹痛が無く、茶色のおりものが出る
最も症状が軽い状態。
入院の必要も横になっていなければならないというような安静も必要ありません。
しかし、家事や重労働は避けて疲労を溜めない様にしましょう。
仕事面でも自宅で療養する方が良いでしょう。
腹痛や出血が続いている
この場合、入院あるいは自宅での安静が必要となります。入院時の歩行やシャワーは大体許可されます。
自宅で療養にする場合、出来る限り横になって安静にしていましょう。家事や入浴は避けるように指導されます。
出血が多く続いている
入院と絶対安静が必要。
カテールを留置され、ベッドの上で安静にします。
状況によって、止血剤などを投与するケースもあります。
子宮収縮が強い
子宮収縮抑制剤を用いるケースがあります。
症状はいろいろですが、早期対応すれば切迫流産でも妊娠を継続し出産することは可能ですが、対応が悪く症状が悪化すれば、そのまま流産に繋がる恐れがあります。
生まれてくる胎児への影響を心配される方も多いのですが、普通の赤ちゃんと同じ様に元気に育つ子も沢山います。
切迫流産の予防
切迫流産の治療法については、まず安静にしている事です。
切迫流産の妊娠中にできる予防としては、重い物を持たないとか激しい運動は避けるということが一般的です。
しかし、あまりにも大事にしすぎて運動不足になりますと、子宮や卵巣の血流が悪くなり、黄体機能不全や子宮内膜機能不全を引き起こし、かえって流産してしまうことも少なくありません。
妊娠前から流産しにくい身体づくりを!
流産は胎児の側に問題があることも多いのですが、自分でできる予防として妊娠中といわず、妊娠前から流産しにくい身体づくりをすることがとても大切です。
アルコールやタバコ、コーヒー、香辛料や刺激物の過剰摂取などの不摂生は避けましょう。
そして、身体を温め、血行を促すことによって、子宮内膜の発育を浴することが大切です。
靴下・腹巻や半身浴・足湯などでしっかり温め、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動で骨盤内の血行促進を心がけて下さいね。